感動した!山口周さんの世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

おすすめ本

こんにちは〜
ププ(@PUPU_STYLE)です!

私が最近、大好きなのが山口周さん!
今回ご紹介する世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
2017年に出版されているので今さら?って感じかもしれませんが
私は今年になって初めて読んで感動したのです〜。

本だけではなく山口さんのネットのインタビューなども見ましたが
山口さんのおっしゃってることって、感覚的にすごく入ってくるんですよね。

ということで、本書を読んだ感想を綴らせていただきます〜。

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エリートじゃなくても鍛えたい美意識

本書の中で頻繁に出てくる「美意識」というワード。

ここ最近では、グローバル企業の幹部候補が
RCA(英国のロイヤルカレッジオブアート)といったような
美術系大学やアートスクールでトレーニングを受けているそうなんです!

エリートというとMBAなどで学んでいるイメージが強かったので
ちょっとビックリでした!

ただ、この本を読んで、エリートではない私も美意識や感性を磨くことの
重要性や必要性をめっちゃ感じました。

なぜ、美意識を鍛える必要があるのか?

著者の山口さんは、なぜ世界のエリートは「美意識」を鍛えるのか?について
忙しい読者のために、冒頭でこう回答してくださっています。

グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、あるいはニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、虚仮威しの教養を身につけるためではありません。彼らは極めて功利的な目的のために「美意識」を鍛えている。なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

論理的かつ理性的な情報処理スキルだけではもう限界っ

これまでは、ビジネスパーソンにとって、分析的で理論的な情報処理スキルが必須だったけど
これだと、最終的にはみんなと同じ正解を出すことになるということでもあり差別化の消失が起きちゃう。

世界中の市場で「正解のコモディティ化」という問題が発生していると述べられてます。

そして、今の世界情勢はVUCAと表現されているように
「Volantility=不安定」「Uncertainty=不確実」「Complexity=複雑」「Ambiguity=曖昧」な
状況で、そのような世界では、いたずらに論理的で理性的なアプローチだけでは機能しない。

全体を直覚的に捉える感性と、真善美が感じられる構想力や想像力が求められているとのこと。

世界中の市場が「自己実現的消費」へとシフトしているっ

人類史においてははじめてと言っていい「全地球規模での経済成長」が進展しつつあるいま、
世界は巨大な「自己実現欲求の市場」になりつつあります。

日本では、よく自己実現とかって耳にするけど
世界中がそんな状況であることにもちょっと驚きました〜

なので、人の承認欲求や自己実現欲求を刺激するような感性や美意識が重要になるとのこと。

そして、全ての消費ビジネスがファッション化しつつあるとも述べられていて
企業やリーダーの「美意識」の水準が、企業の競争力を大きく左右することになるそうなのです。

変化の早い世界ではシステムの変化に現行のルールは追いついていないっ

今の社会における様々な領域で法律の整備が追いついていない問題が発生している。
そんな状況で明文化された法律だけを頼りにしていると結果的に倫理を大きく踏み外すという
ことになりかねない。

クオリティの高い意思決定をし続けるためには、
内在的に「真・善・美」を判断するための「美意識」が求められることになるというわけです。

ちなみに、本書でいう「美意識」とは、クリエイティブな領域だけではなく
企業活動における「良い」「悪い」を判断するための認識基準も含まれています。

何度も繰り返し読みたい名著です

美意識を鍛える必要性とともに、ではどうやって鍛えるのか?も
もちろん紹介されていますので、興味のある方はぜひ読まれてみてください。

本の中で山口さんは千利休は世界最初のクリエイティブディレクターだと考えている
という箇所があるのですが、私は特にそこが面白かったです!

そして、この本を読み終わった頃には、日本ってなんて稀有で素晴らしい国なんだ!と
改めて日本人であることの意味や価値が深まりました。

私も、もっと哲学や美術というものに関心を持って学んでいきたいと
心から強く思わせれた一冊でした。